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スライスしにくい中古ドライバーランキング

以前、この記事でもお話ししましたが、スライスを治したいならまずスライスしにくいドライバーに買い換えることをオススメします。
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なぜなら、つかまりの悪いドライバーでスライスを打たないようにスイングしていると、逆にスライスしやすいスイングが身についてしまうことがあるからです

スライスしにくいドライバーはゴルフパートナーなどの中古市場で5,000円〜20,000円くらいの価格帯でいくらでも見つかりますスライサーを卒業する為の必要経費として最低限これくらいのお金は投資すべきだと思います。

初心者がいきなり数万円もするニューモデルのドライバーを買う必要はありません。そういうドライバーに憧れる気持ちはわかりますが、それがスライサーから卒業する為に必要なドライバーとは限らないからです。

憧れのドライバーはあなたがスライサーを卒業したら使えばいいのです。まずはスライスしにくいドライバーを使ってせっせと練習を積み、スライスしないスイングを身につけることが先決です。

ということで前置きが長くなりましたが、今回は中古市場に出回っているドライバーの中で僕が個人的にオススメするスライスしにくいドライバーをランキング形式でご紹介していきたいと思います。


 スライスしにくいドライバーの条件

 スライスしにくいドライバー=ボールのつかまりが良いドライバーフェースの返りやすいドライバーです。数値で表すと以下のような条件を満たすドライバーであると言えます。

スライスしにくい「つかまりの良いドライバー」の条件

①FT値           : 1.0以上
②重心距離が短い : 35mm以下
③重心角度が深い : 25°以上
④重心深度が深め 
⑤フックフェース : +2°以上 

 この中でも特に重要な数値は①のFT値と②の重心距離です。FT値についてはこちらの記事をご覧ください。

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今回のランキングは大手ゴルフクラブメーカー8社で2011年以降に発売されたドライバーを全て数値分析し、つかまりが良いと判断されたドライバーを実際に試打して、個人的なフィーリングも加味して決めています。この為、数値だけではなく 僕の感覚値も入ったランキングであることをご了承ください


スライスしにくいドライバーランキング

 

【第1位】ヤマハ インプレスRMX02 (2013年モデル)

 

 

インプレスRMX02(2013年モデル)データ

FT値 1.18
重心距離 31.5mm
重心深度 38mm
重心高 29.0mm
重心角度 27°
フェース角1.5°
ヘッド容積 460cc
2013年発売

 藤田寛之プロや大山志保プロが使っていることでも有名なヤマハインプレスRMX(リミックス)。ヤマハインプレスは競技会などでも使っている人が多く、玄人好みのクラブに見えるのでカッコイイですよね。キャディバックに刺さっているだけで「お、こいつ分かってるな」と一目置かれるかもしれません。

インプレスRMX02の2013年モデルはFT値が驚異の1.18で、重心距離も31.5mmと短と短く、重心角度も27°ある為、ダントツにつかまるクラブだと言えます。実際に打ってみると数字にウソが無いのがわかるくらい、容易にボールがつかまってくれます。スライサーでもドローが打てる可能性が高いです

しかも重心深度が38mmとかなり深くヘッド左右慣性モーメントが高い為、芯を外してもヘッドがブレずに真っ直ぐ飛んでくれやすいです。またスイング中の挙動も非常に安定しているので、初心者を脱してつかまるスイングを身につけた中級者フッカーになってもチーピンが出ることは少ないでしょう。つかまるけど、極端にヘッドが暴れないんですね。初心者スライサーから中級者フッカーまで幅広く使える名器だと言えます。

重心高さは29.0mmと決して低くありませんが、割と低スピンの打球が打てます。初心者にありがちなコスリ系の吹け上がりスライスを打ってしまう人にはそれだけでもスライスの度合いが小さくなって飛距離も伸びることが期待できます。

ゴルフパートナーで見てみると発売後3年以上経つというのに価格帯が15,000円以上しているので、そのことからも人気の高さがうかがえます。シャフトは好みで選んで良いのですが、迷った場合は純正のMotore Speeder TMX-514Dを選べば間違いありません。

→ ゴルフパートナーでインプレスRMX02 (2013年モデル)の価格帯を調べる

 

 

【第2位】ヤマハ インプレスRMX02 (2015年モデル)

 

 

インプレスRMX02(2015年モデル)データ

FT値 1.18
重心距離 34mm
重心深度 40mm
重心高 31.5mm
重心角度 23.5°
フェース角 0°
ヘッド容積 460cc
2015年発売

 第1位のインプレスRMX02 の後継モデル。FT値は前作と同じ1.18という驚異的な数字を継承しつつ、重心距離と重心深度が共に長くなったことによって安定感が増しています。基本的にものすごくつかまるクラブですが、重心角度が小さくなったりフェース角がスクエアになった影響によって、2013年モデルと比べると「つかまり」の一点に限っては極わずかに劣るので2位としています。

 
ゴルフパートナーで見てみると発売後2年以内ということもあり価格帯は20,000円以上していますが、十分にその価値のあるクラブです。シャフトに迷った場合は純正のSpeeder 575を選べば間違いありません。

→ ゴルフパートナーでインプレスRMX02 (2015年モデル)の価格帯を調べる

 

【第3位】ヤマハ インプレスX Z202 


 

 

インプレスX Z202 データ

FT値 1.14
重心距離 35.5mm
重心深度 40.5mm
重心高 30.5mm
重心角度 30.5°
フェース角 0°
ヘッド容積 460cc
2011年発売 

1位〜3位が全てヤマハですが、決してヤマハの回し者ではありません(汗)ただ、ヤマハのドライバーはつかまる設計が多いということになります。インプレスX Z202は藤田寛之プロが使っているインプレスXのやさしいモデルです。
 
フェース角こそ0°のスクエアですが、FT値が1.14で、重心角度は驚異の30.5°もあるので、めちゃくちゃつかまるクラブですスライス克服の為にあるようなドライバーで、スライサーでもドローが打てるでしょう。

スピン性能は普通ですがリアルロフトが多めなので、ヘッドスピードの速い人も遅い人もキャリーで飛ばせます。ただコスリ系吹け上がりスライサーにはあまり向きません。
 
ゴルフパートナーで見てみると発売後6年近く経っていることもあり、なんと8,000円くらいから手に入ります!こんなにつかまる良いクラブがこの値段で手に入るのは本当にお買い得だと思います。初心者スライサーの方はスライスを卒業するまでの間の相棒として初めはこのような安くて良いクラブで腕を磨くのが良いと思います。シャフトに迷った場合は純正のTMX-412Dを選べば間違いありません。

 

→ ゴルフパートナーでインプレスX Z202の価格帯を調べる

 

 

【第4位】ブリヂストン ファイズ(2014年モデル)  


 

ファイズ(2014年モデル)データ

FT値 1.16
重心距離 32.4mm
重心深度 37.7mm
重心高 30.1mm
重心角度 27.5°
フェース角 +1.0° (弾道調整機能により-0.25°〜+3.0°)
ヘッド容積 460cc
2014年発売

 もともとは50歳以上のシニアをターゲットにして優しく飛ばせるというコンセプトで開発されたファイズの三代目。ファイズⅢとも呼ばれます。

重心距離が32.4mmと短く、重心角度も27.2°という数値が表している通り、スライサーでもドローが出るほど非常につかまりが良いクラブです。

シリーズで初めてシャフト着脱による弾道調整機能が付きました。しかも、装着部分にスペーサーを噛ませることでシャフトの長さを伸ばせる(45.5インチ→46インチ)という珍しい機能も付いています。
 
 
+1.0°のフックフェースですが、弾道調整機能を使って+3.0°〜-0.25°の間で調整ができます。ただ調整後の数値が表している通り、極端なフックフェースになる一方で、オープンフェースにはならないことからもスライサー向けの一品と言えます。
 
純正シャフトのPZ-504WはSシャフトでも手元から先端まで全体的にかなり柔らかめなので、ヘッドスピード40m/s前後の人でもSシャフトがオススメです。インパクトで先が走るシャフトなので、よりボールがつかまります

もともと重心深度がやや深めなのでボールが上がりやすいのですが、柔かいこの純正シャフトを使えばヘッドスピードがない人でも飛ばせるクラブとなります。
 
2014年発売にも関わらず、ゴルフパートナーで安いものは11,000円くらいから出ています。特にヘッドスピードにあまり自信がない方はヤマハインプレスよりもこちらをオススメします。

→ ゴルフパートナーでファイズ (2014年モデル)の価格帯を調べる

 

 

【第5位】タイトリスト VG3 (2014年モデル) 

 

 

タイトリスト VG3(2014年モデル)データ

※ロフト角10.5°で計測
FT値 1.12
重心距離 34.5mm
重心深度 38.5mm
重心高 31.0mm
重心角度 23.5°
フェース角 +2.0° (弾道調整機能により+0.5°〜+5.0°)
ヘッド容積 460cc
2014年発売

 誰もが最適なスピン量と打ち出し角度で飛距離アップが狙えるドライバーです。

タイトリストでありながら、とても扱いやすく易しいことから爺さんでも勝てるという意味で「V爺さん」なんて呼ぶ人もいます。こんな皮肉を言われるくらい、曲がらずに飛んでくれる名器です。美人ゴルファーの菊地絵理香プロが使っているクラブということでも有名ですね。

 
ロフト角によってヘッドの体積も形状も異なるのが特徴の一つで、それによって重心距離が変わります。中でもロフト角10.5°のクラブはFT値が1.12と非常につかまりやすいクラブに仕上がっています(他のロフト角でも重心距離は十分短いので、全般的につかまりがいいクラブといえます)。
 
さらにタイトリスト独自のロフト角、ライ角2次元独立調整システムSureFit Tourがついているので、フェース角を+5.0°という超フックフェースにすることで、さらなるつかまりを実現できます。

またスライスが治ってボールをつかまえられるスイングが身についた後には、今度はつかまりを逃す方向に調整することで左のミスを防ぎ、長期的に使うことができるクラブです。まさに名器ですね。タイトリストが好きで、易しくぶっ飛ばしたい人には非常にオススメできるドライバーです
 
ゴルフパートナーで探してみると、純正シャフトのTitleist VGシリーズで16,000円代。FUBUKIや TourAD MTシリーズが付いていると20,000円代となかなか値段が下がりません。逆に言うと、それくらい人気のある良いドライバーだということでしょう。純正シャフトはかなり柔かいので、ヘッドスピード40m/s手前くらいの人でもSシャフトで良いと思います。

→ ゴルフパートナーでVG3 (2014年モデル)の価格帯を調べる


 

【第6位】ブリヂストン TOURSTAGE X-DRIVE 709 D450 

 

 

TOURSTAGE X-DRIVE 709 D450 データ

FT値 1.14
重心距離 32.5mm 
重心深度 37mm 
重心高 30.5mm
重心角度 26.0° 
フェース角 +0.5° (弾道調整機能により-0.75°〜+1.75°)
ヘッド容積 450cc
2013年発売

 アスリート向けモデルであるX-DRIVEの中で、アベレージゴルファー向けにアレンジされた709シリーズのD450。数値だけを見ると第3位で紹介したファイズとほとんど変わりません。

アスリート向けの顔をしているくせに 打ったら易しいという、カッコつけたい人向けのドライバーです!(笑)そういうの大事ですね。
 
アスリートモデルにしては重心角度が大きく、FT値も高いのでよくつかまります。

特筆すべきは低スピン性能。かなり振ってもスピン量が抑えられるので若くてパワーのある初心者がなりがちなコスリ系吹け上がりスライサーには最もオススメのクラブです。低スピンによってスライスが軽減されると同時に、吹け上がりにくくなるので飛距離アップも狙えます。逆に力の無い方が使うとスピン量が足りなさすぎてドロップしてしまう可能性大なので注意が必要です。
 
シャフトはブリヂストンのVARIABLE ADJUST SYSTEMでフェース角を-0.75°のオープンフェースから+1.75°のフックフェースまで8段階に変えることができます。こちらもややフックフェース寄りなので、やはりつかまり重視と言えます。
 
ゴルフパートナーで見てみると、Diamana B や TourAD GTシリーズが付いているものでも10,000円を切っているものがたくさんあるので、若くてパワーのある初心者の方はそのあたりを狙ってみると良いかもしれません。
 

→ ゴルフパートナーでTOURSTAGE X-DRIVE 709 D450の価格帯を調べる

 

 

【第7位】キャロウェイ LEGACY APEX   


 

LEGACY APEX データ

FT値 1.13
重心距離 34.5mm
重心深度 39.0mm
重心高 30.2mm
重心角度 23.7°
フェース角 -1.5°
ヘッド容積 460cc
2011年発売

 人気のLEGACYシリーズの3代目。

 
フェースがややオープンですが、FT値1.13の数値が表す通り軽く打ってつかまってくれます。
 
リアルロフトが表示ロフトよりもかなり大きく、さらに重心が低めなのにあまり低スピンにならないので、結果的にボールが上がりやすいでしょう。コスリ系吹け上がりスライサーには向きませんが、パワーに自信のない人は簡単にボールが上がってくれるので扱いやすいクラブです。
 
純正シャフトのSPEED METALIXには地味に2種類の長さ(45.25インチと46.25インチ)が用意されています。パワーに自信のない人は長尺を使うことで飛距離アップを狙えますが、安定性重視なら45.25インチの方にしましょう。
 
ゴルフパートナーで見てみると、純正シャフトだと5,000円代から出ているので非常にお買い得です。スライサーから脱出する為だけの通過点として割り切って使うのにはオススメです。ちなみに Diamana’ahina や TourAD-DJシリーズが付いているものでも7,000円代からあります。

 

→ ゴルフパートナーでLEGACY APEXの価格帯を調べる

 

【第8位】テーラーメイド SLDR(スライダー)

 



SLDR(スライダー)データ


FT値 0.99 (ウェイト調整により1.10〜0.89)
重心距離 34.5mm(ウェイト調整により32〜38mm)
重心深度 34.0mm
重心高 31.1mm
重心角度 19.8°
フェース角 -1.5° (弾道調整機能により-3.75°〜+1.0°)
ヘッド容積 460cc
2013年発売

 テーラーメイドが開発したスライド型の可変式ウェイトが付いているドライバーで有名ですね。SLDRでスライダーと読みます。

重心角度が19.8°しかないので、もともとはあまりつかまりの良いクラブではありませんが、ソールについている可変式ウェイトを調整することによって、球筋をドロー方向に調整することができます。

このウェイトは18gもあってヘッド重量全体の実に10%を占めるので、重心距離を32〜38mmの間で変えることができるスグレモノなのです。ウェイト調整前でもFT値は0.99とまずまずのつかまりですが、ドロー方向にウェイト調整すると1.10とかなりつかまるセッティングに変えることができ、逆にフェード方向に調整するとボールを逃すセッティングになります。

したがって、初心者のスライサーはまずウェイトをドロー方向に配してボールをつかまえるスイングを身につけ、上達してボールをつかまえられるようになった後はウェイトをフェード方向にして、つかまりを逃すように調整することができます。そうすることで長期的に使うことができ、お得なクラブです

 
他の特徴としては徹底した低重心設計によって低スピンのボールが打ちやすいことがあげられます。この為、若い人や力のある人にありがちなバックスピン量の多い弾道で球が吹け上がって飛距離をロスしている人は、吹け上がりがなくなるので大幅な飛距離アップを狙えます。

逆にスイングスピードの遅い人はスピン量が足りなさ過ぎてドロップすることがあるので注意が必要です。もともとボール上がりにくいヘッドなので、ロフト角は多めを選びましょう。

ゴルフパートナーで見てみると純正シャフトで8,000円くらい、カスタムシャフトで12,000円くらいから入手できます。ちなみに純正シャフトのTM1-114は純正にしては割としっかりしています(カスタム派の人には柔らかいです)。

 

→ ゴルフパートナーでSLDR(スライダー)の価格帯を調べる

 


以上、スライスしにくい中古ドライバーランキングでした!

 

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