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クラブヘッドの「重心深度」がプレイに与える影響

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クラブヘッドの「重心深度」がプレイに与える影響 

重心深度は、①重心からフェース面までの距離と定義される場合と②重心からリーティンエッジまでの水平距離と定義される場合の二通りがあります。メーカーごとに定義が異なるだけでなく、同じメーカーでもドライバーとアイアンで定義が異なっている場合もあり、ユーザーを惑わせることがあります。当サイトでは②重心からリーティンエッジまでの水平距離を重心深度と定義します。

最近のドライバーはこの重心深度が深い「深重心」と逆に浅い「浅重心」のどちらかに寄った設計が多くなっています。それぞれにメリットとデメリットがあるので、順に見てみましょう。
 

深重心ヘッドの特徴

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深重心のヘッドは重心を後ろに下げる為に後方に長く、逆にフェース側の重心を軽くする為に薄いシャローフェースのものが多くなります。さらにルールでヘッドの容積は460cc以下と決まっている為、横から見るとヘッド後方に行くほど薄く、三角形状になるものが多いです。

深重心ヘッドはまず直進性が高くなります。重心が深ければ深いほどインパクトの瞬間、ヘッドがブレにくくなるからです。芯を外すミスをしても真っ直ぐ飛んでくれるので、ミスに寛容なクラブであると言えます。アマチュアゴルファーでも重心が5mm深くなるとヘッドのブレずらさを体感できると思います。

また深重心ヘッドは基本的に重心角度が大きくなるので、リリースの瞬間にヘッドが返りやすくなります。従ってスライスの抑制にも効果的です。

最後に深重心ヘッドはボールが高く上がりやすいと言えます。これは先に説明した通り、重心がインパクト前後で遠心力方向に行こうとする力が働き、インパクトの瞬間ヘッドが少し上を向き、打ち出し角度が高くなることとバックスピン量が増加することが原因です。

バックスピン量が増加すると揚力が発生し、ボールが上に向かって行くのと同時にサイドスピン量を抑えることができ、結果直進性がより高まります。
 
<深重心ヘッドの特徴>
 直進性が高くなる(ヘッドがブレない)
 ヘッドが返りやすい
 ボールが高く上がる
 

浅重心ヘッドの特徴

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浅重心のヘッドは重心を前に集める為に後方にはコンパクトで、逆にフェース側の重心を重くする為に厚いディープフェースのものが多くなります。従ってヘッドの容積は大きくても440cc以下のものが多いものの、横から見ても全体的に厚みのある仕上がりになります。

浅重心ヘッドは重心がシャフトに近い為、ヘッドを左右に動かしやすく操作性が良いと言えます。

一方、浅重心ヘッドは基本的に重心角度が小さい為、リリースの瞬間にもヘッドが返りにくく、フックの抑制には効果的です。

また浅重心ヘッドは低スピンで強い球を打つことができます。これは重心が浅いことでインパクトの瞬間のヘッドの上向きを抑えられ、打ち出し角度も高過ぎず、バックスピン量も抑えられることが原因です。

バックスピン量が少ないとボールが上に吹け上がるのを抑え、風に左右されない強い球になります。また打ち出し角度の抑えられた強い球はランが出て、結果飛距離が伸びるのです。
 
<浅重心ヘッドの特徴>
 直進性が操作性が良い(ヘッドを左右に動かしやすい)
 ヘッドが返りにくい
 低スピンのボールを打ちやすい
 
以上、クラブヘッドの「重心深度」がプレイに与える影響 でした!
 

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