頭脳的ゴルフ道

格安でラウンドしたりゴルフクラブを入手する方法・上達する練習方法・コース戦略・クラブの選び方など。頭を使えばゴルフはもっとお得に、もっと楽しめます!

難しいクラブは上手くなる?? いくら練習しても上達しないなら、ゴルフクラブを見直そう。

 

 

・いくら練習しても上達しない
・練習場では上手く打てるのに本番のラウンドでミスを連発する


こんな悩みのある人はクラブが自分に合っていないことが原因かもしれません。なぜなら、ゴルフは使っている道具(クラブ)の影響が顕著に出るスポーツだからです。
 

ゴルフは道具の特性が大きく影響する特別なスポーツ

野球にテニスに卓球・バドミントン。道具でボールを打つスポーツはたくさんありますが、その中でもゴルフは道具の特性が結果に大きく影響する特別なスポーツです。

通常、野球のバットも、テニスや卓球等のラケットも、手で持つ場所(グリップ)の延長線上に重心があります。その為、感覚的に手で操作すれば芯を捉えることは割と難しくありません。

しかしゴルフクラブはそうではありません。グリップの延長線上から少しずれたところに重心があるのです。これはボールを打つ道具としては非常に不安定なわけです。しかもクラブによって重心位置が変わり、全14本のクラブはそれぞれ長さも重さも全て異なります。

だからスイング自体に全く問題が無くても、クラブの特性が自分に合っていなければ、イメージ通りのボールを打つことが出来ないのです。もし自分のゴルフクラブについてきちんと考えたことがないのなら、ぜひ一度は見直すことを強くオススメします。

 

難しいクラブを使っていると上達できるのか?

よくゴルフ雑誌などで、自分の実力よりも難しいクラブを使うと上達が早くなるという記事を見かけることがありますが、本当にそうなのでしょうか?

結論から言えば、それは全くの間違いだと私は思います。

難しいクラブというのはミスに厳しいクラブです。わずかにスイートスポットを外しただけでも、曲がったり、飛ばなかったりします。そもそもスイートスポットが小さいのです。

そんな難しいクラブを使っていれば上達するというのは「スイートスポットの小さいクラブでも上手く打てるようになれたら、どんなクラブでも上手く打てるようになる」というロジックなのですが、そううまくはいきません。

なぜならスイートスポットにボールを当てる技術スイング自体の良し悪しは別ものだからです。

悪い癖がついて、逆に下手になることも

どんなに難しいクラブでも、ずっと使い続けていればスイートスポットにボールを当てるくらいのことは出来るようになります。しかしそのことばかりに集中しているうちに、あなたのスイングは徐々に壊れている可能性があります。

例えばマッスルバックという上級者向けアイアンを初心者が使うと、全然球が上がらなくなったりします。なぜなら、このクラブはある程度のスイングスピードが出ることを前提に設計されているからです。

しかしそのことを理解しないまま初心者が使い続けると、自分で無理に球を上げようとして、しゃくり上げるような癖が身につきます。アイアンでしゃくり上げる動きはトップもダフリも出る最悪の動きです。

また、スライスばかり打つスライサーがつかまらないクラブを使っているとボールは右サイドにしか飛ばなくなります。それを嫌って無理やり左方向にボールを打ち出そうとすると、アウトサイドインという癖が身につきます。そうすると、ますますスライスは酷くなっていきます。

このように難しいクラブを使っていると、上達するどころか悪い癖が身につくこともあり、かえって下手になる可能性も少なくありません。

実力以上に難しいクラブを使うと、本番でミスしやすい

難しいクラブを使うことの弊害は他にもあります。実は本番でミスが出やすいのです。

前述の通り、難しいクラブというのは総じてスイートスポットが小さいです。つまり少しでもスイング軌道がズレたらすぐにミスになるのです。

そしてこのミスは、リラックスした状態で打てる普段の練習では一度も出ないのに緊張感のある本番のラウンドに限って出てしまうのです。

練習場と同じスイングをしているのにミスが出る。すると人は自分のスイングを疑い始めます。

ラウンド中に自分のスイングを疑い始めるともうダメですね。悪くないところまで疑い、自分でどんどんスイングを壊していってドツボにハマります。

練習場でナイスショット連発だったのに、本番で毎回ミスを連発したらどうでしょう。もうゴルフが嫌いになって辞めてしまうかもしれません。

やさしいクラブは物足りない?

80台で回ってくる人の中には「やさしいクラブは物足りない」と言う人もいます。しかし、物足りないと言っている人の中で、アンダーで回ってこられる人がどれくらいいるのでしょうか?

難しいクラブを使いたくなる気持ちはわかります。見た目がシャープで格好良いですし、玄人好みのクラブを持っているだけでゴルフが上手くなった気がします。ゴルフはスポーツであると同時に、ファッションの要素も多分にありますので、そういう考え方を否定するつもりはありません。

しかし、ゴルフはスコアを競い合うスポーツです。見た目重視でクラブを選んで、100を叩くようでは話になりません。

ジョーダン・スピースはタイトリストの915シリーズのドライバーを使って2015年のマスターズを制しましたが、彼が使っていたモデルはアスリート向けのD3ではなく、比較的やさしいD2モデルでした。

緊張感のあるマスターズの舞台で彼が重視したのは、細かなコントロール性能ではなく、とにかくまっすぐ飛ばす直進性だったのです。

世界で頂点を極めたジョーダン・スピースがやさしいモデルを使うのですから、アンダーを出せないような私たちアマチュアゴルファーなら、よりやさしいクラブを使ってしかるべきではないでしょうか。

 

上達するクラブとは「ミスに寛容なやさしいクラブ」

根本的な話になりますが、「ゴルフが上達する」というのは良いスコアで回ってこられるようになることです。

そう、ゴルフはスコアを出してなんぼのスポーツなのです。

どんなにスイングが綺麗でも、どんなにクラブが格好良くても、良いスコアが出せなければ上達したとは言えないのです。そういう観点から言えば、上達するクラブはミスに寛容なクラブだと断言できます

ミスに寛容なクラブは人による

ミスに寛容なクラブと言っても千差万別あります。なぜなら、ミスの傾向は人によって変わるからです。

例えば、スライスばかり打ってしまうスライサーにとってはボールがつかまりやすいクラブがミスに寛容なクラブですが、フッカーにとっては逆につかまらないクラブがそういうクラブということになります。

前者の場合はフックフェースや重心距離の短い、つかまりの良いクラブを使ってみることで、スライスが激減することも珍しくありません。スライスが無くなるまでいかなくとも、曲がり幅を小さくすることは十分に期待できます。ミスに寛容なクラブの力というものはそれくらい大きなものなのです。

とにかくやさしいクラブを使いましょう

WhatsInMyBag

たまに 自分なんてクラブが云々言うほどの腕前じゃないから何を使っても同じだよ と何かを悟ったかのようなこと言っている下手なおじさんがいます。


確かにそれには一理あります。スイングが悪すぎると、クラブの難易度とは関係なく、悪いショットになるからです。何を使っても悪いなら、格好良いクラブを使ってもいいと思うかもしれません。

しかし私は、それでもやはりやさしいクラブを使うべきだと思います。
その理由は以下の通りです。

 

1. ゴルフに対するモチベーションが上がりやすいから

ゴルフスイングは一朝一夕には変えられません。どんなに一生懸命練習したとしてもレベルアップする為には早い人でも数ヶ月、遅ければ数年かかります。中には一生かかっても変えられない人もいます。

しかしクラブはその気になればすぐに変えられます。そして、やさしいクラブはプレイヤーのミスをカバーしてくれます。

わざわざ難しいクラブを使って、月に一度のラウンドでスライスを連発して楽しいでしょうか? スライスしないスイングを身につけるには数年かかるかもしれませんが、クラブを交換すればすぐに解決するかもしれません。

ゴルフはやはり良いスコアが出ないと全然面白くありません。中には自分はゴルフに向いていないと決めつけてやめてしまう人も多いのです。

格好つけてタイトリストのマッスルバックで100叩く人よりも、ゴルフ5のトブンダを使って80台で回ってくる人の方が格好良いと、私は思います(トブンダはブランド力は劣るかもしれませんがオートマチックな素晴らしいクラブです)。

2. 悪い癖がつかずに、結果的に上達が早まるから

素人が難しいクラブを使っていると変な癖が身につきやすいという話をしましたが、逆にやさしいクラブを使っていると変な癖は身につきにくいのです。なぜならオートマチックに打てるので、よほど変なスイングをしない限りボールは曲がらず素直に飛んでくれるからです


ミスに寛容なので、プレーヤーは徐々に力を抜いて打てるようになっていきます。リラックスしてボールを打っているうちに、脱力した良いスイングが身につきやすくなるのです。

そして基本となるスイングが身についたらクラブの特性を変えて、よりレベルアップを目指すこともできます


例えば力のある男性が軽すぎるクラブを使っていると、腕の力でクラブを振ってしまう”手打ち”になりがちなのですが、適度に重いクラブに変えることで自然に体の回転で打つスイングが身につきます。まさにクラブが正しいスイングを教えてくれるのです。


このように、やさしいクラブはゴルフを簡単にしてくれるだけではなく、自分のスイングを成長させてくれます。なかなかゴルフが上達しない人は、ぜひ一度クラブの見直しをしてみることをお勧めします。

以上、いくら練習しても上達しないなら、まずゴルフクラブを見直してみる。でした!

 

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